一時的な気持ちよさと原因を取り除くことは全く違います
1.多くの方の腰痛対応
肩こりと並んで我々の業界で扱うことの多い症状の腰痛ですが、これも肩こりと同様に様々な原因から発症していて、その状態に合わせて治療する必要があるものだと思います。
あなたは腰痛の時どうしていますか?腰を誰かにもんでもらいますか?腰をもんでもらっても気持ち良いのはその時だけですぐもどってしまうという話をよくお聞きしますがいかがでしょうか?
病院に行きますか?病院に行った方の話だと腰を温め、シップをしてあとは電気を流すといった対応で満足できずにお見えになるケースがよくあります。
腰がつらいのだから腰をもむ、腰がつらいのだから腰にシップを貼る、世の中で広く行われている対処法ですがそれは本当に効きますか?なんとなく気がまぎれるだけだったりはしないですか?
2.やわらぎ治療室の腰痛に対する考え
東洋医学の腰痛に対する基本的な考え方は腰付近にある内臓の不調が腰痛の原因になっていると考えます。腰付近の内臓が水分の滞り(痰飲と言います)や気虚(不足状態などさまざまな理由が考えられます。)
特に東洋医学で言うと、腎虚、腎臓のエネルギーが落ちてしまっている状態の腰痛は多いです。水分代謝に気になる症状があれば関連してきますのでご注意ください。
ほかに骨盤のゆがみ、リンパ液の滞り、腰椎のゆがみ、足関節、膝関節のゆがみなどが見られます。ほとんどの場合、それらが組み合わされていて、単純にこれだけやれば治る。とか、腰のつらい箇所を揉めば治る、というものではないように感じます。
特に、
- 座っていると腰痛がひどくなってくる
- 立ったままでいると腰が痛くなってくる
- 仰向けになると腰痛がひどくなってくる
- 身体が傾いているように感じる
- 歩いているとスカートが回転してしまう
- 歩くとき片方の脚を外に投げ出すように歩いてしまう
- しゃがむとバランスを崩し、倒れてしまう
などの症状がある場合、特に骨盤のゆがみが疑われます。骨盤矯正、全身の整体が重要になってきます。
内臓と腰痛の関係はピンと来ないかもしれません。そのような方は内臓がボロボロで腰はスッキリ元気な状態を想像してみてください。不自然ではないでしょうか?それは木で言えば、根が腐っているのに葉が青々と茂っているようなものです。まずは根(内臓)が元気になることが大事です。内臓の状態が良くなければ、腰の状態も良くないことが普通であり、逆に腰の状態が悪ければ内臓の状態も良くないのが東洋医学的には一般的です。
なお、坐骨神経痛も腰痛が常態化すると発症することが多く、同様に考えています。腰痛が日常化すると腰から伸びる坐骨神経も気の滞りにより、常に刺激を受けるようになってしまい、感覚が無くなったり、逆に常に痛みを感じたりするのが坐骨神経痛ととらえています。
3.やわらぎ治療室の無痛整体・鍼灸・骨盤矯正
鍼灸によってツボを刺激すると、内臓の活性化が起きることは広く確かめられています。膝下の特効穴三里に鍼灸をするとお腹が鳴りだしたりするのは有名です。
やわらぎ治療室では多い順におもに脚、腰、腕、腹部などに鍼灸施術しています。
無痛整体・骨盤矯正による骨格の矯正・、内臓、消化器の活性化は免疫、自然治癒力の回復に役立ちます。 こうした、身体全体、身体内側からの根本的な治療をお求めの方やわらぎ治療室の無痛整体・鍼灸治療を特にお勧めします。 一度お試しください。
腰痛治療症例
[30代女性:ダンス講師]
立ってじっとしているとフラフラしてしまいバランスの悪さを感じ、骨盤背面に痛みを感じる。
歩いているとスカートが回ってしまうということもあり、腰のゆがみが大きい。
職業から来る腰の歪みが大きいと思われる。
骨盤矯正、無痛整体により不安定さ解消、腰痛改善。
鍼治療にて腰痛も解消。
[40代男性:管理職]
1日中座っていることが多く、長時間座っていると脚がしびれるため、来室
骨盤の歪みと水分代謝不良により下半身への気の滞りが強い
骨盤矯正により改善、鍼により、水分代謝改善で腰痛と脚のしびれ改善。
水分代謝維持のため食事の指導も行う。
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