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この記事の目次
- 膝関節痛の種類と概要
- 意外な原因
- 治療方針
- 治療効果について
膝関節痛の種類と概要
やわらぎ治療室で診ることの多い症状のひとつに膝関節痛があります。 お子さんの場合、オスグッド・シュラッター病、若年、中年では関節炎、原因不明の膝関節の痛み、中年から高齢者の場合は変形性膝関節症、それ以外に運動や事故により膝を痛めてしまった後遺症だったりします。
意外な原因
よくある原因としては、膝内の体液が不足している状態です。
膝内だけが体液不足と言うことはまずあり得ないと考えています。
身体全体の活きた水分、これを東洋医学的には津液と呼びます。これが不足していれば当然膝内の体液も不足します。膝内の水分が減ると機械で言うとギアオイルが無い状態で車を走らせるようなもので、摩擦が直接故障につながったりします。
また、身体全体は津液不足になっていなくても、膝内へスムーズに津液が流れないことによって結果的に膝の痛みにつながることもあります。
それを起こす理由が昔の捻挫だったといった変わったケースも体験しています。同じ部位ではないのですぐピンと来なかったりしますが、そういうこともあります。
骨盤がアンバランスであるために膝に負担がかかっていたりするケース、身体全体に炎症があり特に膝に自覚症状が強いケース、などあります。 基本的には身体全体の調整が有効であることが多いと感じています。 特に膝以外の関節がポキポキ鳴ったり、ほかの場所も少しながら痛みを感じたり、こわばりを感じていれば、身体全体の影響が膝に出ている可能性が高いです。
治療方針
あなたは膝が痛いのだから、膝が原因だ、膝に施術をすべき。と考えますか? 上記のように体重バランスがくずれていれば膝に何かしても効果ありませんし、もし体液循環が悪いとしたら膝はあまり体液循環において重要な役割を果たす場所ではないので効果ありません。そのため多くの場合、全身の調整を重要に考えて治療しています。 炎症が起きているとしたらなぜ膝に炎症が起きるのでしょうか?そうした原因を検討しながら治療を行っています。
治療効果について
やわらぎ治療室では軽症ですと正座ができず困っていた方が正座できるようになったり、重症の場合痛くて歩けなかった方が普通に歩けるようになったりしています。また、オスグッド・シュラッター病で運動ができなくなってしまったお子さんが問題なく運動できるようになって喜んでおられるケースなどあります。
自然治癒力回復による症状改善を希望の方、病院に通っているがなかなか良くならない方など、やわらぎ治療室の施術をご検討ください
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