顎関節症の概要
顎関節症は、顎運動障害、顎関節痛、関節雑音のいくつかの症状を発症しているもので、性別、年齢にかかわらず発症しますが、若い女性に多いものです。 原因ははっきりしているケースは少ないですが、関節異常、歯並び、噛み合わせの悪さなど解剖学的に原因がはっきりしている場合は歯科医師、口腔外科などの治療をおすすめします。
意外と顎以外が原因であることは多い
そして、それ以外の原因不明なケースですが、やわらぎ治療室では、身体全体のゆがみ(特に頸部)や首、肩周囲のこりが関係していたり、全身の関節に大なり小なり同じような症状が出ていてそれらを改善させることにより症状が軽減したり無くなったりすることを多く経験しています。
首や肩がゆがんでいれば、筋肉が引っ張られたままの状態になるため、その上の顎などに悪影響します。
体液循環が悪ければ、それは顎関節内の関節液にも影響を及ぼします。顎関節の関節液と体液は関係無いと思うでしょうか?あなたの顎関節内の関節液は体中を巡ってほかの役割を果たし、それを終えると尿として排出されます。あるときは涙として目を潤し、あるときは、消化液として食べ物の消化を助け、あるときは脚の筋肉のすべりを良くしたりして働きます。したがって顎関節内だけに注目しても、木を見て森を見ず、の状態になってしまいます。
当治療室の治療をお勧めする理由
身体全体の原因が取り除かれると普段意識していなかった頭重感、集中力のなさなどが改善することに気付く人も多いです。
首・肩・背中・腰・頭などの痛みやコリと併発している場合は特にやわらぎ治療室の治療をお勧めします。