アトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・湿疹の鍼灸・無痛整体治療

1.乾癬・アトピー性皮膚炎・湿疹の概要

あなたは皮膚症状をお持ちでしょうか?重症でしたら、たいへんつらいですね。以前治療をしたアトピーの患者さんは「常に背中に蚊が千匹止まって刺されているようなつらさなんです」と言っていました。経験したことのない私には想像を絶するつらさですね。背中一面変わってしまっている皮膚を見ると、おおげさでなく本当につらそうだなと思いました。症状がつらいだけでなく集中力が無くなってなにも手につかなくなってしまうと思います。

 アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、湿疹はともに皮膚のアレルギー疾患で、似たところがあります。同様なものとして光線過敏症などもあると考えています。 以前は子供に多い病気でしたが、最近は大人にも多くなりました。やわらぎ治療室でも診ることは多いです。
皮膚バリアの低下とアレルギー性物質との接触、ストレすなどにより寛解と増悪を繰り返すと言われており、長期間苦しんでいる方が多いです。

 あなたはどのように症状に対応しているでしょうか?ステロイド軟膏でしょうか?
ステロイドは劇的な変化をもたらす薬ですが、その副作用のために本来一時的に使うものであることはご存知でしょうか?多くの方は薬をやめると元に戻ってしまうようです。 薬でなんとかやり過ごしているという状況の方にたくさんお目にかかりました。

2.やわらぎ治療室で診た患者様

やわらぎ治療室では症状の原因を取り除くよう施術しています。爪尋常性乾癬で爪がはがれてしまい、長年悩んでおられた方がきれいでしっかりした爪が生えてきてとても喜んでいた方や、身体から浸出液が流れ出てしまい困って包帯を巻いて生活していた方の肌が普通のきれいな肌に戻って普通の生活ができるようになり喜んでおられた例など経験しています。
また、日光に当たると顔や腕にかゆみが出てしまい外に出られなかった光線過敏症の方が普通に外出できるようになっています。

3.アレルギー性皮膚炎に対する東洋(鍼灸)医学的な診方

東洋医学的にみると、アトピー、尋常性乾癬、湿疹の方は、血液の汚れ、代謝機能の低下が見られます。また体内に炎症が起きているかのような状態が見受けられます。体内の毒素が排泄されずに皮膚から出ようとしているような状態とも言えます。
また、退社低下に伴い身体の冷えも多くみられます。

 このことは納得できないでしょうか?皮膚に症状が出ているのだから皮膚が原因だ、と考えるでしょうか?
たいていの患者さんは皮膚に薬を塗ってもその時だけ症状が軽くなり、止めると戻ってしまうか、薬を塗っても効果を感じない人が多いようです。
このことは皮膚が原因ではないことを示していると思います。皮膚が原因であれば一旦おさまった症状はそのままにならないのは不自然ですね。また皮膚は新陳代謝によって新たな皮膚に変わっているはずですが、それにも拘わらず同じように症状を抱えた皮膚であり続けるのは皮膚が原因ではないことの表れだと思います。

東洋医学的に診ると、肝腎などの不調や、冷えなどが、正常な代謝を妨げてしまっていることが多いと感じます。

3.1 症状は身体があなたを守ってくれている結果です

例えるなら、樹木の地下の根に害虫がたくさんいるため、地上の葉に異常な症状が出ているようなものです。治すために必要なのは地価の害虫駆除です。地下に何か対策をしない限りまたきれいな葉を取り戻すことはできないと思います。

通常皮膚の炎症のみに注目し、皮膚をなんとかしたい、と考えますが、実際は身体全体の不調が皮膚症状を起こしていると考えます。体内の毒素が身体の外に出られず、あふれかえって皮膚に表れている状態だと思います。 毒素排出機能低下が大きな原因ですが、長年の体調不良によるそれ以外の機能低下と結びついていることが多く、それが治癒を難しくさせる要因だと思います。あなたの自然治癒力を高めない限り改善は難しいと思います。
普通に毒素を排泄できないので、皮膚からも排出しようとして皮膚に炎症が起きてしまう、そういうイメージです。

4.無痛整体・鍼灸施術について

治療としては身体全体の機能回復のための整体と全身調整のための鍼灸が主で、鍼は施術することが多い順に脚、腕、腰部、腹部になります。また、顔など頭部に症状が出ている場合、頸部や後頭部に施術することもあります。

 やわらぎ治療室では整体・鍼治療により、毒素の排出、代謝低下、自然治癒力を回復させ、自然に無理なく症状が軽くなるよう施術しています。滲出液が出るほどひどかった湿疹の方の肌がきれいに回復したケースも多数あります。薬の副作用が心配な方などご興味のある方、お気軽にお試しください。
なお、治療を受けるだけで改善する場合もあるのですが、しっかり効果を出すためには食事の改善が有効だと考えています。ぜひこちら(食養生について)こちら(鍼だけで良いんでしょうか)をお読みいただき、ご検討ください。 食事改善しない場合と改善した場合とではまったく効果が変わります。



著者紹介

著者:和木 竜也
資格:鍼灸、按摩・マッサージ・指圧師国家資格免許
経歴:3年間鍼灸学校で学び、国家資格取得、20年以上の経験を持つ。それ以外に整体、薬膳栄養療法など健康に関する情報オタク

治療に関する概論的なもの
皮膚、感覚、肺など
生殖、婦人科系、内分泌、血液など
関節痛、コリ、疲労など
  1. 鍼灸師が経験から導いた、あなたの腰痛が楽にならない理由
  2. 肩こり治療に必要なこと
  3. 股関節痛と骨盤矯正、整体、鍼灸
  4. スポーツに鍼灸・整体が効果がある理由
  5. 腱鞘炎、バネ指治療
  6. 顎関節症治療
  7. 力が入りにくいことが示すもの
  8. 眼精疲労、筋肉疲労・倦怠感など疲労回復について
  9. 膝関節痛・オスグッド・シュラッター病治療
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  12. 足がつりやすくてお困りの方へ
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