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この記事の目次
- 1.妊活に成功した患者様
- 2.妊娠しやすい身体とは?
- 3.東洋医学的に診て妊娠に重要な要素
- 4.ご注意いただきたいこと
- 5.やわらぎ治療室の施術で目指すものとおすすめポイント
- 6.無痛整体・鍼灸施術について
1.妊活に成功した患者様
やわらぎ治療室で鍼灸施術を受けた結果長年不妊に悩んでいたのに子宝に恵まれたケースが多数あります。
妊活でさまざまなことをされた方、まったく生理が無かった方などが、生理が回復しただけでなく妊娠に至ったケースもあります。
2.妊娠しやすい身体とは?
妊娠しやすい身体とは、簡単に言うなら「健康で生命力にあふれた身体」です。病弱な方は妊娠もしにくい、逆に健康的な人は妊娠しやすい、そんな感じがしないでしょうか?
着床するためには健康な卵子、健康な精子が必要です。そして着床しても母親の免疫が受精卵を攻撃してしまうことがあり、アレルギー体質は解消しておくことが妊娠には重要だと思います。
両親の生命力を戻すことが重要です。
3.東洋医学的に診て妊娠に重要な要素
東洋医学的に診て不妊治療で重要な要素は血の充実と身体を温めることだと考えています。
血とは、東洋医学では、各組織の栄養、生命力の源ともなっています。この血が不足すれば卵子の発育にも影響を与えます、またこの血が汚れている状態でもあなたの卵子にはマイナスな影響を与え不妊の原因となってしまう可能性があります。
受精卵にあなたの子宮を寒くなく、栄養豊富な場所だと感じてもらえないと安心して定着してもらえないでしょう。
「秋ナスは嫁に食わすな」という言葉があります。
これを嫁いびりの意味と、逆に茄子は身体を冷やしてしまい妊娠しにくくなるので食べさせるな。といういたわりの気持ちなのだという説があります。
つまり、昔から妊娠に冷えは良くない、と考えられています。
そして、血の異常・寒熱が女性だけでは無く男性も同様に精子の発育に影響を与え、不妊の原因となる可能性があります。
父母の生命力の充実が妊娠のしやすさにつながります。
4.ご注意いただきたいこと
ここでちょっと注意しておきたいことがあります。よくある誤解として「じゃ病院に行って血を調べてもらおう」というものです。鍼灸医学と病院の考え方はまったくちがいます。東洋医学的に診て血の異常があっても、血が少ない、とか汚れているとか病院で言われることはまずないと思います。
また、身体が温まることが重要、と言うとホッカイロを貼ればいいんだ、腹巻をすれば、となる方がいらっしゃいます。身体を温めるとは身体に「陽」の性質を増やすことであり、人工的に温めても、それはできません。体内から改善する必要があります。
そして誤解を持ちやすいのが、「妊娠に影響を与えるのは生殖器、だから生殖器周辺だけが健康になれば不妊の原因は解消する」というものです。
残念ながらそう簡単でもありません。血を蓄える肝臓の働きも重要ですし、血を運ぶ重要な働きを持つ心臓も大事ですし、東部の施術が功を奏したケースもあります。頭部は関係ない、と思われるかもしれませんが、性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモン・黄体形成ホルモン)が分泌される場所であり重要です。
生殖器だけでなく身体全体が健康になる必要があります。
5.やわらぎ治療室の施術で目指すものとおすすめポイント
そして身体全体と同時に卵巣、子宮がほどよく温まり、ほどよく栄養が滋養されて卵子および受精卵が居心地の良い場所になることは重要です。
そして、同様に精巣が健全な状態になり、健康な精子が生み出されるために血液の循環、冷え過ぎ、温まり過ぎの改善なども重要なことだと思います。
しかし、生殖器のことだけ考え、何かした結果身体全体は冷え切ってしまったり、血が汚れてしまったり、結果的に妊娠しにくい体になってしまっている残念な状態もお見受けします。
鍼灸はそうした全体のバランスを崩すことなく身体全体を妊娠しやすい状態に変化させる効果があります。
また、妊娠しやすさだけでなく、東洋医学的に診て血が足りないと受精卵の発育への影響、母乳の出が悪くなる傾向があると考えています。
受精卵は胎盤から臍帯を通してへそから動脈血を受け取り、成長するための栄養分とします。したがって妊娠中のお母さんは2人分の栄養、いや胎児は猛烈に成長することを考えれば2.5人分くらいの血を必要とするかもしれません。
そしてそれは妊娠中だけではなく、出産後は、臍帯血から母乳にかわり、母乳で育てるならしばらく2人分以上の栄養を母親が吸収する必要があるのは変わりません。
なので、消化吸収と血を生成貯蔵する能力は高いほど母子にとって良いことだと思います。
首肩のこりがつらい女性、身体が冷えやすい女性、腰痛でつらい男女、生理が安定しない女性、疲れやすい男性など特にそうした症状が回復するとともに妊娠に至る場合があります。
- 生理周期が長すぎたり短すぎたり安定しなかったのが28日前後に改善
- 基礎体温の高温期と低温期がはっきりわかれるようになった
- 経血の量が安定
- 経血に塊が出なくなった
- 生理時の不快感が減った
父母の健康と共に妊娠も、加えて出産後の母子の健康という意味でも鍼灸を取り入れて観てはどうでしょうか?特に異常な冷えを訴える不妊の女性は多いようにお見受けします。
なお、妊娠しやすい体を維持するためには食養生の導入が効果的です、ご検討ください。
6.無痛整体・鍼灸施術について
自然妊娠だけでなく、体外受精、人工授精をお考えでしたら、その前の治療をお勧めします。子宮が暖かくて滋養されている居心地の良い場所にしてからのほうが成功率が高まると思うからです
やわらぎ治療室では健康と共に妊娠促進するよう無痛整体・鍼灸施術をしています。
なお、鍼灸施術する場所はおおむね多い順に脚、腕、腰、腹部、東部となります。
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