やわらぎ治療室の鍼灸・整体施術内容について

「そうね、明るくしているほうが楽しいわね、明るい人にとっては。けど、暗い人には疲れちゃうわよね。だからね、楽しくするってより、楽にする。なのよ。」
  ミイの言葉(ムーミンより)

1.治療に関する考え

 やわらぎ治療室の治療は「不思議だ」「変わっている」と言われることがよくあります。特別変わったことをしているわけではないのですが、東洋医学の奥深さがそう感じさせるのかもしれません。本内容からその一端、雰囲気だけでも感じていただければ幸いです。

東洋医学の考え方を大事にしています

やわらぎ治療室の整体・鍼灸は東洋医学的な考え方を基本にして施術します。
東洋医学的とは、身体全体を診て、そのバランスを取ることを重視する考え方です。

一部分だけを診るということはあまりしません。これは漢方薬、薬膳、太極拳など中国由来の健康法、治療法と共通した考え方です。 東洋医学とは体質、自然治癒力というきわめてあいまいになりがちなものを論理的、科学的にとらえて体系化した医学です。
身体全体が整えられると、東洋医学で言う、「気」つまり生命エネルギーの流れがスムーズになり、自然に健康的な身体を取り戻せます。

東洋医学で重要なバランスとは?(アサガオを例に)

東洋医学における、基本中の基本、大原則が「気、血、水(津液)」のバランスをとることです。

 身体のバランスをとるということを例えると次のようになります。
ここにあさがおが植木鉢に植えられていたとします。
そのあさがおがしおれかかっています。みなさんはどうするでしょうか?
まず水の具合を調べますね。土が乾ききっていないか?そして太陽の光をきちんと浴びているか?調べると思います。
そして水が足りなければ水をやり、光を浴びていなければ日当たりの良いところに場所を移しますね。しかし逆に水をやり過ぎて根を腐らせていないか?ということも、暑過ぎる場所に置いたために茹ってしまわないか?ということも重要です。
つまり水が少なすぎず、多過ぎず、また陽射しが弱すぎず、強過ぎないほど良い状態に保つことが、あさがおにとって健康のための一番の薬になります。そういうバランスのとれた状態を維持すると元来持っていた自然治癒力が発揮され元気な姿を取り戻せるでしょう。逆にそこがほど良い状態でなかったら肥料を与えても他の何かをしてもあまり効果は無いのではないでしょうか?
日陰で太陽の陽射しを浴びずにきれいな花を咲かせる朝顔、水をやらなくてもすくすく伸びる朝顔、想像できるでしょうか?そこを外してしまうと健康はあり得ないように思えませんか?東洋医学的な健康を抜きにした健康法、治療法はそのようなものに感じられます。

つまり、ちょうど良い陽加減、ちょうど良い水加減、ちょうど良い温度の場所に朝顔を置くのが朝顔の健康にとって一番必要なように人間もちょうど良い状態にするのが一番必要だということです。

驚異的な生命力の例(トマトの樹)

 もうひとつ、驚異的な例を示しましょう。それは筑波万博で公開され、見る人を驚嘆させた「巨大トマトの木」です。
ふつうのトマトは大人の背ぐらいの高さまで伸びてその幹は2センチメートルくらいでしょうか。1株に20個ほどの実をつけます。
しかし、そのトマトは私の記憶では高さ10メートルくらい、幹の太さは直径20センチメートルくらいあったと思います。見た目は完全に「樹木」でした。そしてそこには1万個以上の実を付けるそうです。
このトマトは普通のトマトよりおいしくて栄養価も高く、生命力が強いために農薬も必要ないそうです。 これは遺伝子操作をしたわけではなく、成長ホルモンなどの科学的薬品を使ったわけでもなく、トマトが成長するためにもっとも最良な温度、光、水、栄養を与え、根の成長のさまたげになる土を排除した結果育ったものです。生命力を引き出す環境を作っただけです。
生命力の本来持っている力に驚かされました。これもやはり環境を整えただけで起きた事実です。生命力の持つ可能性に勇気づけられませんか?

人間の場合は内部環境のバランスが重要になります

  あさがおの場合もトマトの場合も外部の環境を整えたわけですが、同様に人の身体も内部環境というものがあり、それを整えることができます。
東洋医学に基づいた治療によりバランスのとれた状態に変化させることができます。そのことにより体質改善がなされます。東洋医学はそういった調整を経穴(ツボ)を使って行います。
そしてこの内部環境の変化はたった一本の鍼、しかも患部とはまったく離れた場所に刺した場合でも劇的に起きることがあります。むしろ患部から離れた場所のほうがよく起きます。
 では、どこが最も適切な場所なのか?ということは東洋医学の理論体系を知り、あなたの身体の状態を見極めて初めて決めることができます。

やわらぎ治療室では骨格がゆがむと筋肉のコリにつながる。筋肉がコルと筋肉が収縮したままになるため、骨格のゆがみにつながる。と考えています。片方のみ対応しても結局戻ってしまうと思います。
そのため骨格のゆがみと筋肉のコリは一度に対応する必要があると思います。
ということで整体と鍼はセットで施術しております。

地球

2.整体、鍼灸の治療法について

気の流れが重要

 やわらぎ治療室では気の流れを意識して施術を行うところに特徴があると思います。 「気」の通り道「経絡」は、身体中を巡っています。 そのため一見関係無いようなところも施術します。ご本人が苦痛を感じている場所と違うところに原因があることはよくあります。そうした場所も施術することによってつらい場所を刺激するだけでは変化しなかったところが楽になったりします。 患部以外のところでもコリがあることに気付き驚かれる方もよくいます。自分の身体の状態は意外と自分自身でも知らないものです。

整体、骨盤矯正の方法

 整体はまずどのように歪みがあるかを診て、それに対応した身体の動かし方を施術者が患者さんに伝えます。 それに合わせて患者さんに動いていただきます。動きは肘を曲げる、脚を引っ張る、足を反らせる。など簡単なものです。その動きに対し施術者が抵抗するなどして調整します。 力加減は患者さんが行うわけですから他人が力を入れる方法と違い、とても安全です。
骨盤の開き具合、骨盤の左右の傾き、骨盤の水平方向への歪みなども整えるよう骨盤矯正を行っています 骨盤矯正により、身体の中心が整えられると、身体全体、特に腹部への良い影響が期待できます。

鍼灸の方法

 鍼灸は経絡治療と呼ばれるもので肘から先、膝から先のツボをよく使います。 それ以外にはおもに背中、腰に刺鍼します。 鍼はもっとも細いものを使いますのであまり痛みは感じないと思います。
  また子供さん、鍼の苦手な方には小児鍼[てい鍼(提鍼)]を用いた施術を行います。これは箸のような金属棒でツボを刺激するもので鍼とは言っても身体に刺すものではありません。(やわらぎ治療室で使用している鍼)参照)痛みもありません。

灸は電気でピンポイントに温めるものを使います。火を使わないので跡が残ったりはしません。

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やわらぎ治療室では国家免許資格者が経絡治療の考えに基づき、鍼・無痛整体を行っています
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